モデルコース
「海と生きる」気仙沼体感コース

気仙沼の港町文化は、過去から現在にかけて魚市場がある内湾地区を中心に育まれてきた。遠洋・沖合漁業による漁船が日本中から入港し、港には大小様々の漁船が舳先を並べ、気仙沼独特の景観を織りなしている。内湾地区から少し離れた高台にあるリアス・アーク美術館では、震災当時の様子の記録や漁村文化の展示が行われている。気仙沼の人々と海のつながりを知る上でもぜひ訪れたい。忘れてはならないのは「食」。気仙沼を訪れたなら、ぜひ旬の魚介類を味わいたい。
コース内容
- (1) 安波山 →車で約10分
- (2) 復興商店街 →車で約30分
- (3) リアス・アーク美術館 →
- (4) 一泊 →
- (5) 気仙沼市魚市場 →徒歩すぐ
- (6) 気仙沼 海の市
1安波山
気仙沼に来たらまずは安波山を訪れたい。標高239m の安波山は「航海の安全と大漁を祈願する」という由来から名づけられた、港まち・気仙沼のシンボルの山。駅や魚市場のある中心部からも近く気仙沼湾が一望できるのが魅力だ。駐車場から山頂までは約15分ほど、天候がよければ登ってみよう。6合目に「ひのでてらす」、8合目には「ほしのてらす」があり、それぞれ展望台がある。周辺には天然記念物のカモシカが生息しており、運がよければ出会えるかもしれない。
所要時間 | 30分 |
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所在地 | 宮城県気仙沼市町裏 |
お問い合わせ | 気仙沼市産業部観光課 |
電話番号 | 0226-22-3438 |
2仮設商店街
仮設商店街をはじめ、内湾地区には多くの飲食店や商店が集まっており、ランチやショッピングで地場のものを楽しめる。魚市場で水揚げされる旬の魚介類を出すお店も多くある。地方発送している魚屋もあるため、家族や友人に送るのもいいだろう。ぜひ気仙沼ならではのものを見つけて挑戦してみよう。
所要時間 | 60分 |
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所在地 | 各商店街による |
復興屋台村気仙沼横丁 | http://www.fukko-yatai.com/ |
気仙沼復興商店街南町紫市場 | http://kesennumafs.com/ |
お問い合わせ | 気仙沼市産業部観光課 |
電話番号 | 0226-22-3438 |
3リアス・アーク美術館
中心市街地から少し離れた高台にある美術館。常設展示の1つ「東日本大震災の記録と津波の災害史」は、震災直後に学芸員らが行った被害記録調査活動によって、得られた記録写真や収集した被災物など、三陸沿岸部を中心とした当時の様子を物語る貴重な資料として展示している。リアス地域の文化を「食」を軸として紹介する「方舟日記-海と山を生きるリアスなくらし-」とあわせてじっくり鑑賞したい。
所要時間 | 60~90分 |
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所在地 | 宮城県気仙沼市赤岩牧沢138-5 |
営業時間 | 9:30~17:00(入館は16:30まで) |
定休日 | 毎週月・火曜日/祝日の翌日(土、日・祝日を除く) |
お問い合わせ | リアス・アーク美術館 |
電話番号 | 0226-24-1611 |
4気仙沼市魚市場
日本で13港ある特定第三種漁港に指定されている気仙沼港。世界三大漁場の1つ「三陸沖」を控え、特にカツオ、サンマ、メカジキ、マグロ、サメ等は、日本国内有数の水揚げを誇る港町として全国に知られている。早朝の活気ある魚市場を見たいなら、ぜひ前泊してからでかけたい。魚市場の2階には長さ354mの見学者デッキがあり、魚市場の臨場感ある雰囲気を味わえる。
岸壁を歩くと、停泊している船の大きさに目を見張る。ひときわ大きいのは遠洋マグロ船。1年から1年半ほど遠くはアフリカ沖まで操業する船だ。
※主な魚の水揚げ時期カツオ(6月~11月頃)、サンマ(9月~12月頃)、マグロ類(通年)、メカジキ(通年)、サメ(通年)など。
所要時間 | 60分 |
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所在地 | 宮城県気仙沼市魚市場前8-25 |
休場情報 | http://www.kesennuma-gyokyou.or.jp/index.html |
入船情報 | http://www.kesennuma-gyokyou.or.jp/html/nyusen.html |
駐車場 | 280台 |
お問い合わせ | 気仙沼市産業部観光課 |
電話番号 | 0226-22-3438 |
5気仙沼 海の市
気仙沼市魚市場に隣接した三陸の海の幸が出そろう観光物産施設「気仙沼 海の市」。平成26年に全面再開。1階には、気仙沼港で水揚げされる魚介類やそれらを使った水産加工品などが並ぶ商店や飲食店、2階には観光サービスセンターや日本で唯一のサメのミュージアム「シャークミュージアム」がある。常時スタッフのいる観光サービスセンターでは、市内の見どころ情報や食べ歩き、宿泊情報などが得られるほか、シャークミュージアムでは、サメの実物模型やサメの不思議な生態などを分かりやすく解説した展示などがあり、サメの水揚げ日本一を誇る気仙沼ならではの驚きと魅力があふれる内容となっている。また、同ミュージアム内の「復興シアター」では、15分ほどの映像で、市民の目から見た震災と復興、そして未来への歩みを紹介している。
所要時間 | 60分 |
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所在地 | 宮城県気仙沼市魚市場前7-13 |
営業時間 | 海の市 8:00〜17:00 / シャークミュージアム 9:00〜17:00 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 普通車 112台/大型 8台 ※大型バスを8台止めた場合は普通車88台 |
お問い合わせ | 気仙沼産業センター/シャークミュージアム |
電話番号 | 0226-24-5755 |
ホームページ | http://www.uminoichi.com/ |